FPあべ事務所
Since 2015
〒145-0072 大田区田園調布本町24-18
70代になったのを転機にファイナンシャル・プランナーに変身しました。認知症対策としての財産管理と相続対策に向き合っている意気軒昂な後期高齢者ですが、老害にならないよう気を配っています。
近年、相続に対する関心が高まっていますが、遺産をめぐる紛争防止のほかに特定の財産を特定の者に相続させたい場合には、遺言書を作成しておくことが賢明です。遺言があれば法定相続の規定より遺言内容が優先して適用されるのです。
また、長寿化に伴い認知症リスクに備えた資産管理が必要になってきます。認知症になったら預貯金の引き出しも困難になってしまい、日常生活も不如意となってしまいます。
高齢者に対しては相続対策よりは認知症に備えた財産管理を優先し、その流れで相続対策にとり組むことを推奨いたします。
1944年 東京生
1967年 上智大学法学部卒業
1967年 外務省入省
2008年 外務省定年退職
2008年~14年 (公財) 日韓文化交流基金
2015年 FPあべ事務所開設~現在
確実な遺言書を遺そうとするならば、自筆証書遺言書のほか法務局による自筆証書遺言書保管制度等の制度設計について正確な知識を持つ必要があります。 ⇒本稿「相続に役立つ基礎知識」参照
高齢化に伴う認知症への備えとして、成年後見制度のほかに家族信託も有効な資産管理の方策です。 要は、認知症になってから対応するか、その前から生前対策をするかの選択となります。